顔になにかプツっとできた時、あなたならどう思いますか?
「ニキビ出来ちゃった」
又は
「吹き出物出来ちゃった」と思うと思います。
同じ様に見えて呼び名が違うニキビと吹き出物。
この『ニキビ』と『吹き出物』どちらが正しいのでしょうか。
ニキビと吹き出物の違いとは何なのか?
思春期ニキビと大人ニキビの違いと、それぞれのできる原因・予防・対処法などご紹介させていただきます。
『見た目が一緒なんだからどっちも同じなんじゃない?』
と思った方は正解です。
「ニキビ」も「吹き出物」も呼び名に違いがあっても正式には尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)という皮膚疾患の一つです。
一般的にはニキビは思春期の若い頃にできる物。
吹き出物は大人になったらできる物という認識で呼び名が変わると言われています。
呼び名が変わっても同じ『ニキビ』なんです。
ニキビや吹き出物ができる理由としては、汚れが毛穴に詰まって炎症を起こしてしまうという事なのですが、毛穴が炎症を起こす原因はそれぞれ違うのです。
ニキビ(思春期ニキビ)と吹き出物(大人ニキビ)のできる原因をそれぞれご紹介していきます。
思春期ニキビの主な原因としては、成長期(13歳〜17歳位)になるとホルモンが活発に分泌されるようになります。
この成長ホルモンの影響で毛穴から出る皮脂の分泌量が増えやすくなります。
そうすると毛穴に皮脂が溜まったり詰まったりしやすくなり、思春期ニキビができてしまうのです。
特におでこや鼻は皮脂の分泌が多い場所なためニキビが出来やすい場所です。
成長期のホルモンが原因でできる思春期ニキビは、大人になりホルモンバランスが安定してくるとおさまってきます。
大人ニキビの主な原因の一つとして、新陳代謝であるターンオーバーの乱れがあります。
健康な肌は一定の周期(20代の健康な肌で約28日)で古い角質が剥がれ落ち、新しい肌に生まれ変わることを繰り返しています。
ところがストレスや乾燥、血行不良など様々な原因でターンオーバーが乱れてしまうと、古い角質が落ちずに肌に残ってしまったり、肌を乾燥から守る為に皮脂を過剰に分泌したりします。
古い角質はニキビの原因の一つでもあるアクネ菌の栄養にもなってしまいます。
このような理由でアクネ菌が過剰に繁殖したり、毛穴に皮脂が詰まったりして大人ニキビが出来てしまうんです。
大人ニキビの主な原因はターンオーバーの乱れなので、ストレスの軽減や生活習慣の改善、乾燥を防ぐための正しいスキンケアなど様々な事が大切になってきます。
思春期ニキビと大人ニキビのスキンケア方法にも違いがあります。
それぞれどのようにお手入れしたら良いのかについて紹介します。
思春期ニキビの原因は主に皮脂の過剰な分泌にあります。
朝・夜、きちんと洗顔などで肌を清潔に保ち、余分な皮脂を落とすようにしましょう。
洗顔にはニキビケアに有効なものを選ぶようにしましょう。
普段は脂とり紙でテカリを取り除くことも有効ですが、乾燥肌の方にはおススメできません。
脂とり紙で必要以上に皮脂をとってしまうと、かえって肌が乾燥を防ごうと過剰に皮脂を分泌させてしまいます。
洗顔後、お肌をケアするときには油分の少ないものを選ぶようにしてください。
ミルクタイプの乳液やノンオイルのスキンケア用品の様な保湿力があって、さっぱりしている物がおススメです。
また、ニキビができすぎて困っている方は脂っこい食事も控えた方がいいかもしれません。
大人ニキビの原因は主にターンオーバーの乱れにあります。
大人ニキビが増えたと感じたら、まずは生活習慣を見直してみましょう。
ストレスや睡眠不足、暴飲暴食も大人ニキビには良くありません。
新陳代謝の乱れている肌はバリア機能が低下し、乾燥しやすい状態になっています。
大人ニキビケアには保湿力を高めるスキンケアが必要になってきます。
洗顔後に水分の浸透率が高い化粧水や、保湿効果の高い乳液を使用する事も有効です。
古く硬くなった角質をケアするとさらに効果的です。
角質を柔らかくして潤いを与えてくれるスキンケア用品を選ぶことをおすすめします。
思春期ニキビと大人ニキビは発生する原因が異なるので、スキンケアの方法も違いがあります。
年齢に合わないケアをしているとニキビや吹き出物が悪化してしまう場合もあるので気を付けてください。
年齢や自分の肌に合ったスキンケアを見つける事が大事です。
さらに効果の高い薬用ニキビケア用品を取り入れて肌の状態を整え、美しい肌を手に入れましょう。
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